スターティングメンバー
結果・スタッツ
横浜FM | 浦和 | |
0 | 得点 | 0 |
58% | ボール支配率 | 42% |
15(2) | シュート(枠内) | 10(3) |
125.0km | 走行距離 | 123.4km |
633(82%) | パス(成功率) | 466(76%) |
選評
勝点42で12位・13位と並び、互いに思うようなシーズンを過ごせていないチーム同士の対戦。
また、浦和は直近のリーグ戦から中6日。一方の横浜FMは9月から連戦が続いており15連戦目。120分戦った天皇杯準決勝からは中2日。終了間際の失点により喫したショッキングな敗戦からのリカバリーも懸念材料。
前半、浦和の前線4枚が横浜FMのビルドアップに対して、積極的にプレスをかける。
横浜FMは、渡辺皓太と開始直後の加藤蓮の負傷交代により投入された天野純のダブルボランチを上手く使い、プレスを回避。さらにサイドアタッカーに素早くボールをつけ、サイドバックが追い越していく得意な形を多く展開。次第に浦和のディフェンスラインを押し下げていく。
浦和は横浜FMの特徴であるハイラインやサイドバックの高いポジショニングを逆手にとり、両サイドハーフの裏のスペースに長いボールを送る。しかし、互いに決定機は多く作れず、前半終了。
後半、浦和はさらに前線からのプレスを強まる。横浜FMもワンタッチやサイドプレイヤーのドリブルを駆使して剥がし、オープンな展開に。しかし、互いにいくつかシュートチャンスを作るも、最後まで得点は生まれず。
試合全体を通じて、得点や決定機は見られなかったものの、随所にレベルの高いプレーが見られた。
まず、冒頭にも記載したが、横浜FMのプレス回避。ハイプレスをかけられてビルドアップができなくなるチームが多いなかで、ボランチのサポートやサイドからの変化をつけるドリブルやワンタッチで巧みにプレスをかわしていた。流石の一言。
一方の浦和は、前線からのプレスやハイラインの裏のスペースへのボールなど、チームとしてやりたいことが徹底されていた。加えて、守備の安定感もシーズン当初と比較して高まっており、スカルジャ監督再任から間もないがチームとしてまとまっているのではないか。
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